有限会社 三協バレルセンター研究所

■■■バレルってナンですか?■■■

バレル研磨とは・・・?

金属の表面処理の一つの方法で人手の要らない、大量生産の出来る研磨方法です。
バリ取り・面取り・丸味つけ・ヤスリ取り・梨地つけ・光沢研磨・鏡面 研磨に利用されています。
戦後日本経済の成長期においては、旋盤、フライス盤、その他等の主体的な工作部門の技術向上に走り、バレル研磨方法は前処理のバリ取り程度にしか利用されませんでした。
部品
実際のバレル研磨方法には目が届かなかったのも時代背景的にやむを得なかったかも知れません。
しかし、日本も世界を相手に開放経済期に入った昭和37年頃より、細部に亘る合理化によって人手の要らない大量 生産のできるバレル研磨に目を付け、世界の技術を導入して一部の各業種に利用され始めました。
更に研磨材(石〜コンパウンド)の研究、改良・開発等で利用度の深さを高めました。
現在では奥行きの計り知れないバレル研磨として貴重な存在として、大企業はもとより、中小企業に至るまで注目されています。

バレルの語源ってなんだろう?

よくニュース等見ていると、
石油の価格「1バーレル」幾らとか耳にしませんか?
ヤードポンド法の体積の単位で、石油の場合は
1バーレルは42ガロン(=約159リットル)を示しています。
もともとバレルとは「樽」を意味しています。
つまり、1樽幾らか・・・ということを言っているんですね。
昔は回転式バレルのことを「タル揉み機」とも呼んでいました。
ビア樽
●因みに・・・

回転式研磨槽は・・・タンク又はバスケット
振動式研磨槽は・・・マス又はタンク

遠心式研磨槽は・・・バスケット又はタンク
(アメリカでは、タンブラー又はタップリングと言っているらしいです)


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